2018年12月24日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
11月中旬から12月初旬頃、喪中ハガキを受け取られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
各言う私も、今年の8月におじいさまを亡くされた友人から喪中ハガキを受け取りました。
近親者が亡くなると一定期間「喪に服す」という風習があります。
具体的には亡くなった日から1年間で、基本的には松飾、おせち、初詣、年賀状を送らないといった「慶事」をしない事です。
忌中に予定されていた、結婚式の日程をずらす方もいます。
送る相手が年賀状の準備を始める前のタイミングとなるよう、喪中ハガキは遅くても12月初旬までに送るのがマナーです。
書く内容としては、「喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」という挨拶文を初め、誰が、いつ、何歳でお亡くなりになったか。そして故人の為、生前でのお礼の言葉を書きます。
また最近では喪中ハガキは大げさだが、年賀状を出すのも・・・という方が多く利用されているのが、「年始状」です。慶賀の言葉を入れず、「昨年はお世話になりました」や「新年が晴れやかな(穏やかな)年になりますように」など、さわやかな言葉を選びます。
こちらは東日本大震災の翌年より登場しました。
そして喪中ハガキを受け取った側としては、「喪中見舞い」や「年始状」を送ります。その際の内容としては「新年のご挨拶を申し上げます」や「くれぐれもご自愛ください」など、お祝いの言葉は控えるようにしましょう。
さらには松が明けてから2月初旬頃までに出す「寒中見舞い」も慣習としてありますので、年始に出しそびれた場合にはそちらでご挨拶とする事ができます。
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