2019年04月29日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
災害の多かった、平成の日本。
自分のいる地域は大丈夫だろう、とみんなが思う(信じている)のではないでしょうか。
ではもし、今、大地震がきて救助が必要な状況となったら…。
全国には「災害拠点病院」に指定された医療機関があり、またそれ以外にも連携病院や支援病院が、災害発生時に医療救護活動に加わる事となっています。
様々な医療機関の救護活動があるとはいえ、限られた医療支援となる事は予想できます。
人口15万人以下の市町村では、救急車の数は人口3万人ごとに1台となっています。
例えば、2019年4月1日時点で人口158万2千人超の福岡市は、上記の割合で考えると、救急車の数は50台超、また東京都多摩市の人口約15万人だと、救急車の数は3台という計算になります。
災害時に救急車を当てにできないのであれば、自分の身は自分で守り、自力で救護所に向かうしかありません。
もし動けない場合、体力を消耗してしまうので大声を出す事はなるべく避け、硬いもので周辺をたたいたりするなどをして、部隊に知らせましょう。
また救護される場合、基礎疾患のある方、妊娠している方、小児、高齢者、外国人は軽症でも優先される場合があるので、申し出て下さい。
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