2019年08月26日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
今年のお盆時期は全国的に天気が不安定でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。
お墓参りに行かれた方も多かったと思います。
ところで、お墓の後ろに立てられている長い板の名前や意味をご存じですか?
ご提供された経験のない方であれば、「あのお墓には板がたくさんあるな~」という印象を持たれる方もいるかもしれませんね。
1~2mの長さの板は卒塔婆(そとば、そとうば)と呼ばれ、冥福を祈る追善供養の為に立てられています。
宗派により違いはありますが、経文・戒名が表に、施主名・起搭日が裏に書かれています。
ちなみに、浄土真宗では亡くなるとすぐに浄土へ住生するとされている為、卒塔婆を立てた追善供養は行わないようです。
卒塔婆は納骨・法要・お盆・お彼岸などの時期にお寺にお願いします。
金額は2,000~10,000円で、1故人に対して1本という決まりはなく、供養されたい方がそれぞれにご提供されてください。
また特に取り換え時期等はないですが、古くなった、傷みを感じるなどの際に寺院・霊園管理者にお炊き上げを依頼します。
お盆に卒塔婆を立てられなかった方も、寺院等へ電話で卒塔婆を立てる供養を依頼する事もできます。
故人の冥福へ繋がると共に、自分自身の功徳の行いともされているようですよ。