2019年08月12日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
東京都内では205万世帯で65歳以上の人が住んでおり、そのうちの7割が持ち家、3割が賃貸という結果が2013年の調査にありました。
単身で住まわれている方、夫婦で住まわれている方々、その他家族で同居されている方々などがおり、 統計での単純計算ですが、16万世帯程が借家に住まわれていました。
それから6年、毎年65歳を迎える方が何万人という単位で増え続けています。
・パートナーを亡くし、独りになってからも同じ家にそのまま住み続けるには広すぎる…。
・定年を過ぎ、年金だけでは家賃の支払いが辛い…。
・動けなくなってからの事を考え、子供の近くに住みたい…。
様々な理由から引っ越しを考える高齢者も多くおられます。
そんな借主の要望は、すんなり大家さんへ伝わるのでしょうか。
実は大家さんからすると、高齢者の方への契約をお断りするケースもあるようです。
理由としては孤独死の心配、家賃滞納の心配、健康状態の心配などで、借主ご本人または近隣住民からの苦情に悩まされるケースが起こりうる可能性がある事も契約をお断りする理由のようです。
しかし、大家さん側も部屋が埋まらないのであれば、家賃収入が得られない為、大家さん側は連帯保証人を義務付けたり、6か月までの滞納やその他の賠償を行う保証制度を利用しています。
また行政や民間の「見守りサービス」を利用する事で、一日または定期的に生存確認をして、高齢者が賃貸しやすい環境も整えているようです。
実際に不動産のホームページより賃貸を検索したところ、全国的に”高齢者可・高齢者歓迎”物件は存在しました。
健康で介護などの必要がない方であれば、大家さんの不安を解消する対処法をお伝えし、新しい環境でご自分の条件にあった新しい住処をお探ししてはいかがでしょうか。
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