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2018年09月17日

【終活情報】知っておこう。あなたの親が70歳を迎えたら。パートⅠ~離れていてもできること~

【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】

例えば親が70歳を迎えた頃、子供世代は30代後半~40代頃でしょうか。おそらく、家庭や仕事や趣味で慌しくも人生の基盤ができた頃。ここに今まで元気なのが当然だった親の「老い」のことなど考える余裕はないかもしれませんね。特に学生時代に都心に移り住み、長年実家との距離が開いてしまうと年に数回会うだけの親の変わり様に驚いた経験もあるのではないでしょうか。
一方、親世代の70歳は何十年間も第一線で働いてきた職場から離れ数年が経ち、これから第二の人生をどう過ごしていこうか、という気持ちに変わっていきます。

寿命には「健康寿命」と「平均寿命」があります。健康寿命とは不自由なく日常生活が送れ、健康上の問題がない状態のことですが、健康寿命から平均寿命まで男性で約9年間、女性で12,3年間の差があるようです。
人生100年時代といわれるほど、日本の平均寿命は上がってきました。すると、健康寿命から平均寿命までの差も当然長くなることになり、必然的に70代、80代、90代の親を見守り、考える時間が長くなることになります。

学生時代、実家から「ごはんちゃんと食べてる?」とか「風邪引いてない?」などの電話に“うるさいなぁ”と感じたこともあったでしょうが、誰かが心配をしてくれる、気に掛けてくれる人がいるというのは今思えば、幸せなことではありませんでしたか?

親は電話が鳴り子供や孫の声が聞けることを邪険にはしないでしょう。「元気してる?」とひとこと掛けられるだけでも親は嬉しいし、あなた自身も電話に出てくれることで親の安否を確認することができます。
電話やメールは頻繁に行い、会うのは年に数回にすることで、新しい「親子関係」の習慣となり、離れていても親の行動を把握できるようになるでしょう。

来週の、”パー~親のためにできること~”へ続きます。

 

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