2018年09月10日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
不幸の報せというのは突然やってきて、驚き動揺させられるものです。しかし、いつかありえるかもしれない事態の為に礼儀や常識を少しでも知識として知っておきたいですね。
-危篤のとき
身近な人の危篤や臨終に一番打撃を受けているのはご家族です。それでも連絡をくれたという事は、どうしても会ってもらいたい、というご家族の想いでしょう。都合もあると思いますが、できれば何をおいても駆けつけてください。その際の服装は、派手な色や過度の露出、アクセサリー類を避ければ、普段着のままで大丈夫です。
-ご臨終直後
服装は、危篤の際と同様普段着で派手な服装やアクセサリーを避ければ大丈夫です。ご遺族から「良かったら顔を見てあげて」と言われたら受けてください。もし遠慮をしたい場合は「悲しすぎてお会いできそうにありません」などと素直にお気持ちを伝えられても構わないです。
-故人との対面 (正座の際)
①故人の枕元ににじり寄って、軽く両手をついて礼をします。
②ご遺族が「どうぞ」とお顔に掛けている布を持ち上げた際に、両手をひざの上に置いて故人のお顔を拝見します。
※自分でお顔の布をとってはいけません。
③故人に深く礼をして合掌し、少し下がってご遺族に一礼。そして静かに退室します。
-遠方の場合
たとえ危篤の報せであっても、遠方から向かう場合は喪服やご香典の準備をしておいてください。ただ、先方のご家族にはわからないようにした方が良いので、駅などのロッカーや宿泊先に置いておくなど、配慮をしてください。
-弔問できないときは弔電を
仕事の都合などで弔問できない場合はお悔やみの電報を葬儀・告別式の前日に会場に届くように手配しましょう。
・電話で申し込む場合
「115」
・インターネットのウェブサイトから申し込む場合は下記をクリックしてください。
「NTT東日本の場合」
「NTT西日本の場合」
宛名は”喪主”宛または”故○○○○様ご遺族様”宛とします。
おまけですが、もし結婚式と葬儀・告別式が重なってしまった場合、通常は葬儀・告別式が優先となります。ですが、子供や兄弟姉妹の結婚式など、どうしてもはずせないお祝い事と重なった場合は当日の弔問は失礼して、後日改めてお悔やみをお伝えに出かけてください。
また出産を間近に控えた妊婦や介助が必要な高齢者の方、さらに病気療養中の方はできれば弔問は避けたほうが良いです。
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