2019年06月24日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
普段関わる機会もない為、あまり気を止める事がなかった方も多いかもしれませんが、高齢化は罪を犯した受刑者の中でも進みつつあります。
2018年、留置場へ留置された人数は全国で約13万人。
その中で約9%に当たる1万2千人が65歳以上でした。
再犯で何度も留置場へ戻ってきてしまう為、歳を重ね、段々と身の回りの事を自分で行う事さえままならなくなり、認知症や寝たきりの受刑者も。
しかし古くからの留置場は高齢者に寄り添った設計ではない為、警察官が彼らを抱えて階段を上り下り。
またおむつの交換や、食事や体調管理などのお世話をするそう。
こうなってくると、警察官が専属ヘルパー状態です。
福祉との連携によって社会での居場所や身寄りのない高齢者の生活が安定するようにと努めている施設もあります。
再犯を起こさせない取り組みにより、うまく社会復帰ができるシステムが整うと良いですね。
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