2018年11月12日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
日本では一人暮らしの高齢者が増加しています。
それは、ご夫婦のどちらかが先にお亡くなりになった後、必然的にお一人で暮らしていく方が多いからです。
しかし少しくらい不便でも、都会で離れて暮らすお子様に”遠慮”をして、迷惑をかけたくないからと多少の病気やケガでは連絡を取らないケースもあります。
そして久しぶりに親御さんに連絡を取ってみる、または大家さんや不動産屋から連絡があり、初めて親御さんの孤独死に直面するというケースも現在では珍しくなくなってきてしまっています。
終活の一環として「身辺整理」がありますが、始めるきっかけがないのか、なかなか片付けられずにいる事が多いのが現実です。
または本当に全ての物を捨てる訳にはいかないので、やはり「遺品整理」は当然必要になります。
現在、遺品整理の会社は多く存在しており、ゴミ屋敷と呼ばれる家屋、実家の整理をして欲しいご家族、孤独死のあったお部屋など様々な場所で整理をされるそうです。
例えば、購入当時は何百万円もした着物やタンス、その他家具等は通常ゴミとして処分されます。もしくは粗大ゴミとして処分に費用が掛かってしまう事も。
ですが、それらを日本国内で処分してしまうのであれば、海外の必要としている地域にそれぞれを輸送し販売しよう、というリユースを促進している業者も出ています。
そうする事で、整理後に発生する不用な家財等の処分代金を遺品整理料金から割り引く事ができるそうです。
またこれら日本製の製品は、カンボジア、タイ、マレーシアなど東南アジアやアフリカなどで人気があり、好評なんだとか。
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