2018年10月22日
【毎週恒例!終活カウンセラーからの終活情報】
今や世界で20億人以上の人が登録しているFacebook。日本でも3,500万人以上が利用している状況です(2017年7月調べ)
しかしその中でもFacebookに登録はしているものの、既に亡くなられた方のアカウントは3000万以上。毎日1万人を超える方が世界で亡くなっているとか。
そこでFacebookは約10年前より「永遠の礼拝所」という追悼アカウントのサービスをスタート。
亡くなられたユーザーのアカウントにはログインはできなくなりますが、そのアカウントにコメントを書き込んだりと世界中からメッセージを送ることができるそう。
またある海外の企業では、ユーザーが電子メールやFacebook、ツイッターなどのSNSにより、オンライン上で残した個人情報を抽出し、その人の外見や癖をバーチャル・アバターで作り上げる。
そうする事で亡くなった後も子孫とコミュニケーションが取れる、というサービスを作ったそうで、既に世界で4万人以上の方が登録しているようです。
しかし、日本人の古来の考え方としては、故人の遺影に話しかけたり、お墓参りに出向きお墓の前で手を合わせる事が、自分の悲しみを癒すものである為、バーチャルが実物に変わる日はまだまだ来ないかもしれません。
ですが、やはり生きている間も亡くなってからもどうしたい、どうしてほしいという希望は、自分自身で考えるべきであるという時代に変わりはないという事だと思います。
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