2018年07月9日
【毎週恒例！終活カウンセラーからの終活情報】
「老後はハワイで暮らしたい」と憧れをお持ちの方もおられるかと思います。
生活の拠点を海外へ移されるという事は、そこで最期を迎える可能性もあるので”その時”の事とその後のお墓の事などしっかり考えておく必要があります。
そこで本日はハワイのお葬式事情についてご紹介したいと思います。
アメリカには日本と同様に葬儀社があり、それはハワイにもあります。
特に海外でのお葬式はご家族が揃うまでにお時間を要する事情もあり、葬儀社で「エンバーミング」という施術によりご遺体を腐敗のない綺麗な状態に保つ技術が施されます。
ハワイには日系アメリカ人が多く、日本風のお葬式を執り行う葬儀社もあります。
枕飾り、祭壇、線香一式等が式場に準備してあり、湯灌、死化粧、お棺、骨壷、搬送もプランの中に含まれます。ほぼ日本のお葬式プランと同様ですね。
故人のご衣裳はご家族でご準備します。ハワイならではかもしれませんが、アロハシャツやムームーを持ち込まれるご家族もいるようです。
また参列者側もアロハシャツを着用しているところが、やはりハワイといったところですね。
アメリカでは土葬が一般的で、広い敷地に十字架や墓石がズラッと並んでいる光景を映画やテレビで見た事がある方もおられるかと思います。
実はハワイ州では、山付近や住宅街など土葬に対しての規制があり場所が確保できなくなってきている事から、火葬が進んでいます。
そこで行われるのが、海へ送る「海洋散骨」です。
ご家族でご遺骨の一部を保管またはお墓へ収め、一部を想い出の海へ送ります。
ハワイでの海洋散骨を希望されていた故人の為、日本から渡米されるご家族も増えているようです。
ハワイ州にある日本人のいる葬儀社、海洋散骨業者のご紹介もさせていただきます。
現地スタッフには日本語でお問い合わせができますので、ご相談ください。
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