2018年05月21日

【終活情報】デイサービスとはどんなサービス？パートⅡ～要支援・要介護の段階について～

【毎週恒例！終活カウンセラーからの終活情報】

利用する事になって初めて知る、デイサービスとはどんなサービス？ Q&A パートⅡ
～要支援・要介護の段階について～

65歳を迎えると、介護保険加入者の方々へ「介護保険被保険者証」が交付されます。介護保険サービスの利用を希望される方々は、市区町村より要介護認定の1次判定を受けなければなりません。そこで身体機能、生活機能、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応など大きく分けて5つのチェックを市区町村の担当者の聞き取りと主治医の意見書より、コンピューターによる推計を行い、7つのレベルに分類されます。その結果を受け、2次判定では医療・保険・福祉によって構成された介護認定審査会が審査を行い、要介護度が判定されます。

Q 7つのレベルとはなんですか
A 7つのレベルとは、要支援1,2と要介護1～5までに分かれたランクの事を指します。このランクに応じて利用できるサービスとサービス事業者への利用料金が変わってきます。

以下のような状態によりランクが分けられます。

・要支援 1-社会的支援を要する
（生活の一部にのみ支えが必要である）

・要支援2-社会的支援を要する
（複雑な動作には支えが必要である）

・要介護1-部分的な介護を要する
（要支援1,2に加え、行動や理解の低下による問題が起こる事がある）

・要介護2-軽度の介護を要する
（要支援1,2と要介護1に加え、排泄や食事の際支えが必要である）

・要介護3-中等度の介護を要する
（要支援1,2と要介護1に加え、身の回りの事や排泄が一人でできず、立ち上がるなどの移動に支えが必要である）

・要介護4-重度の介護を要する
（問題となる行動が多く、理解の低下が激しい。身の回りの事や排泄がほとんどできず、立ち上がるなどの動作ができない）

・要介護5-最重度の介護を要する
（問題となる行動が多く、理解の低下が激しい。身の回りの事や食事、排泄がほとんどできず、立ち上がるなどの動作ができない）